今回は巷でささやかれている、外壁塗装のトラブル事例の紹介と気を付けるべきポイント、もしトラブルになってしまったときの相談先などについて、記事にしていきます。
外壁塗装業者の営業は、築年数が約10年くらい経った家をみつけては、飛び込み営業やポスティングなどを行うのが一般的。
築10年くらい経つと、家主も「ちょうど考えていた」というケースが多くなるので、成約率も高くなるからです。
しかし業者とのトラブルを避けるためにも、最低限の知識を持っておきましょう。
ネットで見かける外壁塗装トラブルの事例まとめ
ここではネット上で見かける外壁塗装業者と、お客とのトラブル事例をまとめてみました。
不自然なほど早く、雑な仕上がり、文句を言うも反応なし
不審に思う点として、高圧洗浄を2時間少しで終わらせてしまい、その後1週間かからずに仕上げ、引き渡しに至りました。
途中、疑問に思ったことを聞こうと担当者に電話をしても、いつも連絡が取れず、折り返しもありません。
引き渡し後、足場に登って確認したところ、破風が2か所破損していました。
さらにバルコニーはひび割れが多数あり、細かいところや裏側は塗られていません。
屋根も塗り残し多数で、青カビが残っている状態です。
担当者を呼び出しましたが雨を理由に来ず、未だ連絡もありません
引用元:https://komachi.yomiuri.co.jp/t/2019/0917/914104.htm
見積書はしっかりしてた業者なのに《話がとおってない》《色がちがう》
外壁塗装工事が終わりましたが、業者選びが失敗したのかと悩んでいます。
一応ハウスメーカー、地元塗装店、近郊の老舗塗装店と3社見積もりを取りました。
一番見積書がきちんとしていた、近郊老舗塗装店に決めました。
はじめから社長と職人の連絡ミスが目立っていました。
下塗りと中塗りを同じ日にやるというので、職人さんに別の日にしてほしいと言っても、大丈夫の繰り返し。
社長にやっと連絡が取れて、別の日にやってもらう事になりました。
中塗りは上塗りと同じ色と聞いていたのに、違う色でビックリ。そして上塗りが、最初は全然違う色でされていたのが、いつの間にか中塗り色と近い色に??
見積もりがしっかりしていたので、ここなら大丈夫と思っていましたが、もしかして失敗?と不安になりました。
「外壁塗装業者はトラブルが多い」とは本当だったのかとがっかりしています。
ちゃんと塗られているかも不安になりましたが、素人目には判断できません。
皆さまは、外壁塗装業者をどうやって選んだのでしょう?
引用元:https://komachi.yomiuri.co.jp/t/2016/0717/770165.htm
完全に手抜き工事、悪徳業者の化けの皮がはがれた瞬間
今、外壁塗装工事中で3分の1が残っている状態です。
支払いは着工時に半分、完了時に半分を支払う契約です。
施工が雑で素人目にも下手です。
アルミサッシを傷つけられたり、他にも沢山あります。
素人のDIYでも、もっとうまく出来ると思うほど酷い仕上がりです。
タイルを塗るのに雨どいを切った方がきれいに塗れると言われ、了承しました。
しかし、その後テープでグルグル巻きの状態で戻され、ビックリしました。
あまりに酷い状態のなので、苦情を言うと「アルミテープで貼ったるからいいよ」と言われました。
その他でも、酷い所があったので聞いてもとぼけてはぐらかされます。
あまりにも腹が立ち、「このままでは残りの支払いはしませんよ!」というと、逆切れされました。
このまま工事を引き揚げ、明日には足場も外すと言います。さらにこれまでの工事代金はそっくり請求すると言ってきました。
それでは困るので、謝罪して「工事を続けてください」と申し出ると、「総額から10万差し引いた額を3日以内に払えば受けてやる」と言ってきました。
(総額は100万だとすると、前払いが50万なので、あと40万を3日以内に払えということ)
このままこの業者にお願いするべきか悩んでいます。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11224936466?__ysp=5aSW5aOB5aGX6KOF44CA44OI44Op44OW44Or
見積書のみで、契約書もなければ工程表もなく・・
外壁工事を依頼したが、工事初日に「ダダ漏れするから高圧洗浄しない」と言われました。
見積もり書には高圧洗浄も計上されていたので、社長に電話するも「現場の判断だから、見積もりと違う事はある。高圧洗浄をしなくても大丈夫」といわれました。
それにしても、壁を手で拭くなどもせず、いきなり下塗り開始。
しかもその間、渡されたのは見積もり書だけ。契約書も交わさず工程表も渡されずに工事開始。
そしてわずか6日で工事が完了し、請求書が届きました。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10229838325?__ysp=5aSW5aOB5aGX6KOF44CA44OI44Op44OW44Or
悪徳業者かな?と思ったら
「外壁塗装業者はトラブルが多い」とは聞くものの、全部が全部悪徳業者ではありません。
もちろん良心的な業者もいます。
でも悪徳業者と良心的な業者を見分ける方法はあるのでしょうか。
絶対とは言い切れませんが、以下のような業者は注意が必要です。
- やたらにサービス(値引き)が良く、愛想も良く調子いい
- キャンペーンとか理由をつけて、今がお得とアピール。契約を急ぐ
一番やってはいけないのは、訪問営業出来た業者と意気投合し、そのままその業者に依頼してしまう事です。
訪問営業は、「塗装専門業者」というより、「契約をとる事が専門」という側面が往々にあります。
実際にその業者に出向くと、塗装業者としての実態を感じられないような所も存在します。
訪問営業をする外壁塗装屋さんは、愛想が良く客受けする好印象な営業マンがほとんどです。
よって騙される人が後を絶ちません。
業者の様子に違和感を感じたら、必ず他の業者にも相見積もりを頼みましょう。
悪質な業者によくある、パターンは次のとおりです。
- 契約を急がせる2日以内に決めてくれれば、特別キャンペーン価格で受けられますよ
- 足場代がかからない今月中なら足場が使いまわせるので・・
足場代はサービスしますよ - 異様に安いこの地域で初めてのお宅なので、宣伝になるから大サービスします
これらのアプローチをしてきたら要注意です。
悪徳業者に騙されたと思ったら・・相談先
工事が終わってから施工や金額に不満が残る場合は、まずは施工業者に問合せ、苦情を申し出ましょう。
そこで良心的な業者であれば、しっかりした対応をしてくれるはずです。
しかし、業者の一方的な主張を曲げず、折り合いがつかない場合。トラブルに発展してしまうようなケースでは、しかるべき所に相談しましょう。
ここでは2つの相談先を掲載します。
一つ目は「独立行政法人」の消費者トラブル全般の相談先です。
二つ目は「住まい」に特化した、相談先です。過去の相談事例などもハウツー形式で閲覧できます。
訪問営業だった場合、契約した日から数えて8日以内ならクーリングオフができます。
書面やハガキで申し出る場合、先方に届く日が8日を超えると無効になります。消印の日ではありません。
(悪質と判断できる場合、期間を過ぎてもクーリングオフが出来る場合もあります)
まとめ
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悪質な訪問業者の営業も、相手はプロ。一見良い人に映るものです。
なので、騙されてしまう人は後を絶ちません。
対策としては、1社だけで業者を検討せず、必ず複数社から見積もりをとりましょう。
しかし、トラブルが多い業界だけに、複数の悪徳業者ばかりで相見積もりしても、良い結果を掴むことは出来ません。
筆者の経験からも、「信用できる一括見積サイト」を利用するのが一番です。
このようなサイトは、常に加盟店業者をチェックし、クレームが多かったり、金額と工事内容が不適合なことが重なると契約解除などを行い信用を維持しています。
なので、加盟業者はほぼ悪質な業者は排除されています。
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